『幼い悪女はすべてを見通す』――これはただの転生ものじゃない。予測不能な謎と知略が交錯する、極上のミステリーだ!
よっ!漫画大好きおじさんだよ!
今回の紹介はね、「これは甘い恋愛マンガかな~?」って気持ちで読み始めたら、気づいたら脳がフル回転してた…そんな一作。
その名も――
『幼い悪女はすべてを見通す』!!


あらすじ(ネタバレ無し)
舞台はファンタジーっぽい貴族社会。
主人公は幼い少女、アリシア。
けれど、このアリシア、ただの子どもじゃない。
なんと――**前世の記憶を持って転生した“元・大人の女性”**なのだ!
しかも、その前世ではひどい冤罪をかけられて死んでしまったという過去が…。
そんな彼女が転生先で迎えたのは、貴族社会の陰謀と権力争いが渦巻く世界。
この時点でおじさん、「あ、これただの“やり直し系”じゃないぞ」と直感したね。
そしてアリシアはまだ幼い少女なのに、周囲の大人たちを出し抜くような観察眼と冷静な頭脳で、次々と事件の裏を暴いていく。
これはただの悪役令嬢ものじゃない。
「見抜き、操る」タイプの本格知略ミステリーなんだ。
推しポイント①:少女とは思えぬ推理力と洞察力
まずアリシアがすごい。
可愛らしい見た目とは裏腹に、相手の言動、表情、立ち位置、ちょっとした仕草からウソを見抜いたり、裏の意図を読み取る。
「この人、今言葉を選んでるな…つまり何かを隠している」
「この召使いの動き、あれは毒を隠しているんじゃ?」
みたいに、1つ1つの場面が謎解きとして楽しめる。
探偵モノが好きな人にもおすすめしたいくらいの緻密な心理戦と状況判断力。
推しポイント②:先が読めない展開!
この漫画のすごさは、「お約束の流れ」が来そうで来ないところ!
たとえば:
- いかにも悪役っぽいキャラが実はいいヤツだったり
- 味方だと思ってたキャラが裏切ったり
- アリシアの思惑すらも覆すほどの“更なる裏”が存在したり
毎話ごとに「まさか、そう来る!?」と驚かされる展開の連続。
「この人が黒幕だろ」と思ってたら、さらにその背後に別の存在がいたりして、読みながらまさにミステリーを解いてる気分になる。
これまで紹介してきた漫画と比べてみると?
さぁて、いつもの比較タイムだ!
これまで紹介してきた
- 『俺だけレベルアップな件』や『ログイン武林』のようなバトル成長系
- 『ロストエンド』の心理系ミステリー
- 『ニュークリア』の社会派ヒューマンドラマ
と比べると、この**『幼い悪女はすべてを見通す』**は
→ “頭脳バトル”に重きを置いた作品って印象。
一見すると少女漫画っぽい雰囲気だけど、実際は構成がめちゃくちゃシリアスでロジカル。
敵の思考を読み合い、罠にハメたりハメられたりの応酬は、ちょっとデスノートを思い出すような緊張感もある。
▼ ネタバレあり:ここから深掘り!
(↓↓↓ネタバレ注意↓↓↓)
アリシアの転生前、彼女は平民出身だったが、政争に巻き込まれて冤罪で処刑される。
そのとき、誰にも助けられなかった悔しさ、無念さが彼女の心に深く刻まれていた。
そして転生後、まだ幼いながらも、過去と同じ道を歩ませまいと全ての伏線を読み解こうとする。
・あの事件の背後にいた黒幕は?
・自分を陥れた“影の存在”は生きている?
・貴族社会に巣食う「腐った構造」とは?
その答えにたどり着くため、アリシアはあえて**「悪女」として振る舞う**ことで、敵を油断させたり、情報を引き出す。
でも、それだけじゃない。
彼女自身もまた、迷いや恐れを感じている。
「私は今度こそ守れるのか?」
「この選択で未来を変えられるのか?」
後半では、アリシアに近づいてくる貴族の青年ユリウスが登場。
彼は一見、アリシアに好意的だが、どこか怪しい…
アリシア自身も彼を信用すべきかどうかで葛藤する。
その信頼関係の駆け引きもまた、見どころの一つ。
そして終盤に向けては、ついに前世と同じ運命の“再来”が始まる。
同じ展開が繰り返されそうになるなかで、
アリシアが打つ最後の一手とは――?
▼ 最後に読者へ!
いやぁ、今回も熱く語っちゃったな。
この『幼い悪女はすべてを見通す』はね、**「読みながら推理したくなるタイプの漫画」**なんだ。
アリシアの観察力、周囲の陰謀、登場人物それぞれの裏事情――
その一つひとつにヒントが散りばめられてる。
君は、登場人物たちの中で、誰が嘘をついていると思う?
誰が味方で、誰が敵なのか――見抜ける自信、あるかい?
ぜひ読んで、君なりの“真相”を予想してみてくれ。
たぶん、おじさんと同じく「やられた~!!」ってなるから(笑)

次回も、また違ったテイストの名作を紹介する予定!
楽しみにしててくれよな~📚🕵️♂️✨
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